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2004年12月28日 (火曜日)

里親さん

1年が過ぎました

chivi3

今年は、哀しい子猫の叫びを聞かずに済みました。
去年は6月と7月、そして9月と5匹のちびちゃんを保護。
9月に保護した子達は今までのなかで難しくて辛くって哀しくって怒りに震え、そして落ち込みました。
マンションの排水管のなかに落とされていたのです。エントランスの屋根に上り樋の上においてあるステンレス製の覆いを取り除き排水管のこれまた鉄製の蓋をあけて、生まれて間もない3匹のへその緒がついたままの赤ん坊猫は1匹1匹と落とされたのです。犯行はおそらく朝早くでしょうか、チビたちは必死になきました、ちいさな体精一杯になきました。
管理人さんと管理組合の了解をとりつけ、消防署のレスキュー隊を呼び責任者のサインをして漸くチビ3匹は助け出されました。豆粒よりもちいさな肉球は落とされたときに必死にもがいたのでしょうか、皮が破れ血がにじみ脹れ上がっていました、3匹とも。
『私たちが出来る事はここまでです、後は私たちにはどうして上げられないのです。』レスキューの隊長さんの言葉です、そう、助けてもそのままゴミのように捨てられまたは命を絶たれてしまったものたちもいたのでしょう。
レスキューの騒ぎに『たかが野良猫のために』と管理人さんに言う住人、救助に集まったただの野次馬、蚤がいるよの一言に顔を引きつらせ逃げた子ども、騒ぐだけ騒いぎ見世物が終わったかのようにいなくなった人たち、残されたのは合計9匹の猫たちという現実の前に呆然としていとけない小さな命3つを預かってしまった事実。
9匹と言う数よりも、落ち込ませたのは捨てた人間と騒いだ人間。
人の嫌なところを目一杯見せ付けられ落ち込んだ。
けれど、小さな命はそんな躊躇するほど猶予はなかった。体をお湯で温めながら蚤を歯ブラシでシャンプーを溶かした湯の中に落とし排除、ドライヤーを弱にして暖めながら乾かしミルクを飲ます。けれども余りに小さくてペットショップに走り投薬用のシリコンの吸い口をみつけ一番細い注射器でそれこと一滴ずつゆっくりと与えた。
翌日獣医先生の言葉。
『まずは100グラム、1週間をめどに頑張りましょう...』
ブチチビ・しまチビ・くろちびの兄弟は1匹でもいなくなると泣いた。3匹いつも一緒。
そうだね、そうやって頑張ったんだよね。
でも。その1週間が過ぎて...。
一番飲みのよかったブチちゃんが白い下痢をおこして一夜もたずに小さな羽がはえて飛んでいってしまった。
最初から怪我がひどく弱弱しかったしまチビちゃんは夜中にさよならを言って明け方ぶちちびちゃんの後を追ってしまい、クロちびちゃんだけが、哀しげに兄弟をよんでいた。
泣いても泣いても泣いても、涙はいつでもこぼれた。けれど、泣いてもそれでも残された命をなんとしても助けたかった。2匹が自分の分をわけたのだろうか、クロちびちゃんのミルクの量がちょっぴりずつ増えていった。獣医先生のカルテには途中で終わってしまった体重増減表があって1匹、クロちびちゃんのだけが書き込まれていった。
7月に保護したこの伝染性鼻気管炎もすっかりよくなり、ワクチンも済んだので他の猫たちといっしょにした。その子と交替するかのように昼間は獣医先生に預け仕事の帰りに引き取る、お休みの日は仕事先に連れて行き世話をする。待望の100グラムを突破し一安心した頃から勤め先に連れて行くことになった。
そして、箱から飛び出すようになるほど大きくなってはじめてのワクチンを打ち、お留守番をさせることに。
可愛くって、可愛くって、たまらなかった。
6月の子も7月の子も、生き残った子も皆可愛くて仕方なかった。手をかけただけ大変だった分、なんとしても幸せにしてやりたかった。医者代などもう、見ないことにした。働けばいいんだよ、金は天下の周り物、でも命はなくなったら取り戻せない。大人猫たちも困った道楽だといわんばかりだったがチビたちを受け入れてくれていた。
里親探しも始めたが見つからぬまま年を越そうとしていた。
このままでもいいよ、いいじゃない、家族の誰もがそんな風に里親探しのポスター作りながらも思い始めたときだった、子猫が欲しいのです、と言う連絡が入ったのは。
悩んだ、皆が悩んだ。
そして、来年の見知らぬチビたちのために万が一のことを考え思い切ることに決心。
お互いの相性を見極めるための期間の設定、契約書、条件をお話した。
ご夫妻でお見えになった里親希望の方は優しかった。こちらの条件を全て納得して受け入れて下さった上にいつの間にか膝に乗った7月の子と9月の子を起こすのがかわいそうだと起きるまでそっとしてくれた。
長男と二人で預けに行った、ケージをおいてきたけれどこのまま2匹はここのお家の子になるんだと思った。
ケージを取りに伺い正式に契約書を交わし、1番手のかかったこと2番目にかかった子は里子となった。
『いい人たちだよね、幸せになるよね、これでよかったんだよね...』自分に言い聞かせるように帰った。長男がいてくれて本当に良かったと思った、一人じゃとても帰れそうもなかった。
胸が苦しくって切なくって取り戻したという思いと闘った。家族皆戦っていた。
送られてくる写真に喜びながらも寂しさがつのった。
そして1年がたった。
どれほどの子猫が産まれくるのだろう、そして命をまっとうできる子はどれほどなのだろう。
たかが野良猫のために、そうかもしれない。大変なのになんで?とも言われる。けれど詰まる所、目の前で死ぬのを見たくないのだ。30年前、勇気がないばっかりに無くしてしまったのではないかと思う命のために、mogが寄せた信頼に応える為に、ナにやってんだよ、と人に言われ自分にいいつつも大きくなったチビたちの写真を見るたびに思う。
『出来る事をしよう』
この思いを判ってくれる里親さんにめぐり合うことは難しい。けれども『もとめよ、さらばあたえられん』だ。
里親さん、ありがとう。チビたちをこれからも末永くよろしくお願い致します。

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  • ☆ちびおでん
    oden その年は子猫の保護に翻弄された年でしたが、その第一弾がこの子でした。マンションの通路1階においてあったタイヤ(共用部分なのでホントは不法なのだが...)のなかで泣いていたのを私が保護せざるを得ない状況でつれて帰ったのが始まり、約一週間後に実家から持ち込まれた鼻気管炎の子、そして2ヶ月後に生まれたての3匹が排水管に投げ込まれ...結局9月に我が家には9匹の猫がいた勘定になるが、哀しいことに生まれたてのチビちゃん2匹は神様がお手元にお寄せになられしまわれた。新しいお家を探し始めたものの最初に保護した子はとってもナーバス、猫と飼い主になる方との試験期間もこの子には無理かもしれない、獣医の薦めにのっかって2匹を手放した寂しさに負け残したのがチビ・オデン。もっとましな可愛い名前を思っていたのにいつの間にかメリーが毛色などから『おでん』と呼んでいたのが定着、やれやれである。ただいま2歳、我が家のトラブル・メーカーである。毎日のように大好きなメリー兄ちゃんを困らせているしちょいちょいと隠れちゃ出す爪でストッキングの伝染被害増加中。さんざっぱら『あれ、いや。これ、いや』だが夜中にそっとやってくるチビちゃん、棄てられた子の心を治す事なぞできるものではないのだと改めて思う。『どーして、おにいちゃん困らせるの?!』今日もメリーの小言が聞こえています。
  • ☆通称・クロちゃん
    kuro クロチャンの本名は長いです、彼女が何かしでかすごとに名前がくっついて行きました。 “はげちょびっち・くろぷーすけぴー・たりりんぼまーる・かす”我が家最強にゃん、ちっぽと癒しの権化くまっちと兄弟とはとても思えない“不出来”な妹です。ちっぽたちはお腹に居る時から『モンプチ』などの高級カンカンで育ったのですが、諸問題が勃発、本当は避妊手術してクロちゃん達は生まれない予定だったのです。トラブルメイカーのためにくまっち達の育ての親代わりの方達が引っ越されてしまい、クロチャンたちも生まれてしまいました...。その後なんとかクロチャンたちのような事にならぬようクマかあちゃんは避妊の手術しましたが結局生まれた5匹の内里子にだせたのは『紋次郎』と名前を付けられた子とあまりの臆病とお間抜けに里子に出せなかったクロちゃんだけ。紋次郎も里親さんと連絡取れにくくなり元気でいるのかどうか不明になっています。契約書を取り交わす事を決意したのはそういうことからもあるのですが、なんにしてもクロチャン保護に当たっては結構大変でマンション自治会のメンバーとも一戦交えた事も。『野良なんか人に馴れるもんか』といわれましたがそんな事はありませんよ、自治会メンバーの一人であるピル簿旦那の帰りを心から待ちわびるのはクロチャンですから...。 ***2014年9月9日14時32分、16歳、右目した瞼にできた腫瘍により虹の橋を渡りました。
  • ☆みぃちゃん*********************2006年8月11日 肝嚢胞により死去、推定年齢15歳
    mie 三毛のみぃちゃんは12年も外暮らしをしていたしっぽの短いチイチャクて痩せた老猫です。面倒を見ていた方が引越しされてからずーっとそれとはなしに管理人の目を盗んでご飯をあげたりしていた。ペットクラブ設立を機に管理人さんに事情を話していつでも家に入れられるようにご飯をあげてなれさせたものの果たして我が家に来てくれるかどうか心配だった。老齢化が目に付きそろそろと思っていた矢先に子猫騒動で保護が伸びてしまったが冷夏と暖冬に救われた。しかし、東京も結構雪が降るんです、1度保護に失敗して様子を改めて見ていたのですが2月霙の夜、風邪を引いたのかよろけるように隠れ場所からでてきたのを見て援軍の息子二人を引き連れ有無を言わさず保護。しばらくはケージ暮らしをしてもらいましたが現在テーブルの下をわがテリトリーにして暮らしています。歯がもう抜けてしまっているのでお粥のようにしてあげいますが食欲旺盛。カリカリも食べたがりますがやっぱり丸呑みになるのでばあちゃんだけ別メニューです。多分12歳、ですから人間で言うと90才くらいでしょうか。目が余り良くないせいもありマンション敷地内でちんまり大人しく暮らしていたことが良かったのかも知れません。おしっこをあっちこっちにしてしまうので気をつけなきゃいけませんがペットシーツで済めばいい事。何にしても“長生きしようね、頑張ろうね..”です。
  • ☆ぎずも・ぐれむりん
    gizmo ☆ギズモ・グレムリン *********2009年7月1日。 慢性肝炎からの胆石と急性の膵炎により、手術後、急逝。享年10歳。 通称ギズくん、もしくはちゅーくん、は保護する前はどんな目に会って来たんだろうか。とにかく鳴けない、のどもごろごろしない、小心者というよりとにかく臆病だ。地震雷台風は大嫌い。すぐに情緒不安定になってしまう。くまっちに抱っこしてもらいなめてもらわない手落ち着かなくて寝られない。可愛い外見ではわからない彼には痛みが残っている。里親ポスターすら作らなかったのはギズモだけだった。まぁ、マンデに似ていたことも里親探すこともしなかった理由でもあるんだけれど。
  • ☆癒しの権化 くまっち
    *********2007年5月14日午前2時38分多臓器不全により死去 kumakun クマッチ君です。ちっぽとは同腹の兄弟ですがクマ母ちゃんがどうしても預けてくれず2年半ほど外暮らしを経験。ただし、幼少時お世話をしてくださった方にとっても大事にされたためとても性格が◎。その体格といいまさに癒しの権化でございます。セラピスト・クマッチの力は絶大。傍にこられただけでもの皆安らぎに包まれふかーい眠りに誘われてしまうのです。定期試験の前は入室制限をさせてもらってます...。
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    20041126chipo とにかく、我が家最高最強のニャンです。 7月7日にクマかあちゃんから預かりました、可愛くってお利巧で、人の心をなにより判っています。ワイルドストロベリーといっしよのちっぽちゃんです

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