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2005年10月 4日 (火曜日)

どうしたもんだか

石の森章太郎一生分全集
 何気に中つり広告を見た。
 石の森章太郎の全集??
 なになに、一生分?
 一生分って....。
 必死に全巻まとめての総額を見つける。
 桁が違うことはわかった。
 約62万円。
 3ヶ月1期として12期という事は足掛け3年かかるわけか。
 初めて自分のお小遣いで買った本、それは漫画家入門だった。なんとしても欲しくて欲しくて買った本だった。
 続もあったが欲しいとまでは思わなかった、それだけ最初のインパクトは大きかった。
 009を初めて読んだ時、動きのあるレイアウト、そしてスピード感溢れるストーリー、そしてサイボーグというこれまでに無かったSF的世界にのめりこみ、今がある事になる。
 しかし、しかしである。
 やがて私も大人になり石森氏もいつの間にか石の森となり本人が書いたのかアシスタントが書いたのかわからない作品ばかりに出くわす事になりどんな作品であってもどんなに画風が変化しても基本的に絶対に『手塚治虫』に比べて天道地変が大きすぎる石の森の漫画にひどく落胆させられ裏切られた思いに嫌悪する作家になってしまっていた。自分で書き込みもしない漫画はかれの作品といえるのか?作品が世の中で評判になり持て囃されそしてテレビ化、映画化され続けていけばいくほど心が離れていった。自分の作品を萬画、とかれはよんだけれど『なにが萬画だ』というのが正直偽らざる想いだった。決定的だったのは仮面ライダーを自分で監督した作品を見た時だった。
 ただのマンガのこまわりに過ぎなかった映像の陳腐さと無残さにあきれ果ててしまった。
 そんな才能しかなかったのか。
 009で感じたあの才気は一体なんだったのか!!
 哀しかった。そしてそれまで集めた単行本は私としては珍しく児童館に寄附してしまうということまでさせた。
 実家を建て直すために整理する必要があったとはいえ、関谷ひさしの作品や手塚の作品は1冊のださなかったのに石の森のは平気だった。いま思うとそれだけ手放した作品たちが、私にとって空しい記憶の産物と成り果ててしまったからだと思う。
 その後何ヶ月かしていったとき寄附した作品がぼろぼろでひどい扱いをされたのを見た時心が痛んだものの『仕方が無い』と諦めるより他は無かった。ただそれがその時の石の森という作家の評価のようにも見え、ひたすら寂しかったのを覚えている。すでに私が好きだった作品が古臭くなっていたのだ、時代はドラゴンボール全盛、ボンボンなんていう作品に目をくれるような時代ではなかった。
 そう、多分私は少年少女マンが作家の石森章太郎の作品が好きだったのだ。
 手塚はいつまでも変らぬ自分の線に悩んだがそれだからこそ私はいつでも安心して手塚に戻れた。というか、戻る事が出来た。けれども、石の森の線はひどい蛇行線乱暴な線となりはては本当に本人が書いたのかもわからなくなっていたように思えて新しい009は失望を深くさせるばかりだった。それは少なからずトキワ荘の面々の線にもあったけれど彼ほどの失望感は他にありえなかった。
 だから、全集発刊の報に接し複雑極まりないものがあるのだ。
 どういう順番に出るのかみると欲しい作品も欲しくないのもごちゃ混ぜのようだ。1期と3期を買えばよし、というわけにもいかないようだ。心動くものもある、しかし、本当に本当に心から欲するというものも起きない。
 だから複雑怪奇。
 一冊一冊手に取りたいが書店では扱わないそうな。
 一生丸ごと好きならそれもよかろうが、一生分愛憎半ば相反する想いが蹂躙する場合はどうしたらいいのか。
 『どうしたもんだか....』

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コメント

☆ずっと好きでいられたらいいのですが、作者も人の子、画風にしても生活スタイルにしても変化するのは致し方ないのでしょうが、それだけにその変化を容認できるか付いて行けるかが問題。萩尾望都氏とて難しい、現在漫画と一線を画してるのもそんな所でしょうかね。

私は石ノ森になってからはあまり知らないというか、それ以前も自分が大人になってからはそんなに読んでいないのですが、mogさんの複雑な思いを読むと、それはもしかして幸せなことなのかもしれないですね…。

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  • ☆みぃちゃん*********************2006年8月11日 肝嚢胞により死去、推定年齢15歳
    mie 三毛のみぃちゃんは12年も外暮らしをしていたしっぽの短いチイチャクて痩せた老猫です。面倒を見ていた方が引越しされてからずーっとそれとはなしに管理人の目を盗んでご飯をあげたりしていた。ペットクラブ設立を機に管理人さんに事情を話していつでも家に入れられるようにご飯をあげてなれさせたものの果たして我が家に来てくれるかどうか心配だった。老齢化が目に付きそろそろと思っていた矢先に子猫騒動で保護が伸びてしまったが冷夏と暖冬に救われた。しかし、東京も結構雪が降るんです、1度保護に失敗して様子を改めて見ていたのですが2月霙の夜、風邪を引いたのかよろけるように隠れ場所からでてきたのを見て援軍の息子二人を引き連れ有無を言わさず保護。しばらくはケージ暮らしをしてもらいましたが現在テーブルの下をわがテリトリーにして暮らしています。歯がもう抜けてしまっているのでお粥のようにしてあげいますが食欲旺盛。カリカリも食べたがりますがやっぱり丸呑みになるのでばあちゃんだけ別メニューです。多分12歳、ですから人間で言うと90才くらいでしょうか。目が余り良くないせいもありマンション敷地内でちんまり大人しく暮らしていたことが良かったのかも知れません。おしっこをあっちこっちにしてしまうので気をつけなきゃいけませんがペットシーツで済めばいい事。何にしても“長生きしようね、頑張ろうね..”です。
  • ☆ぎずも・ぐれむりん
    gizmo ☆ギズモ・グレムリン *********2009年7月1日。 慢性肝炎からの胆石と急性の膵炎により、手術後、急逝。享年10歳。 通称ギズくん、もしくはちゅーくん、は保護する前はどんな目に会って来たんだろうか。とにかく鳴けない、のどもごろごろしない、小心者というよりとにかく臆病だ。地震雷台風は大嫌い。すぐに情緒不安定になってしまう。くまっちに抱っこしてもらいなめてもらわない手落ち着かなくて寝られない。可愛い外見ではわからない彼には痛みが残っている。里親ポスターすら作らなかったのはギズモだけだった。まぁ、マンデに似ていたことも里親探すこともしなかった理由でもあるんだけれど。
  • ☆癒しの権化 くまっち
    *********2007年5月14日午前2時38分多臓器不全により死去 kumakun クマッチ君です。ちっぽとは同腹の兄弟ですがクマ母ちゃんがどうしても預けてくれず2年半ほど外暮らしを経験。ただし、幼少時お世話をしてくださった方にとっても大事にされたためとても性格が◎。その体格といいまさに癒しの権化でございます。セラピスト・クマッチの力は絶大。傍にこられただけでもの皆安らぎに包まれふかーい眠りに誘われてしまうのです。定期試験の前は入室制限をさせてもらってます...。
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    20041126chipo とにかく、我が家最高最強のニャンです。 7月7日にクマかあちゃんから預かりました、可愛くってお利巧で、人の心をなにより判っています。ワイルドストロベリーといっしよのちっぽちゃんです

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