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2006年1月30日 (月曜日)

ボーダーライン

いい風、悪い風、迷い風

kumazou_to_kiccorotachi
似てますでしょ?「もりぞーとくまぞー(っち)」

 その子によって持って生まれた運というものに違いはあるのだろうか。
 メリーは「先生」と名のつくものにはずれるということが無かったといっていいほど、「教師」に関して問題らしいものは起きなかった。しかし、ピピンは幼稚園に入園する時、とても素晴らしい主任の先生が病に倒れ、入園式に出席してくださったもののそのまま入院して亡くなられてしまった。メリーが引っ越しのため途中転園した時に本当に子供の事を考え親身になってくださった先生だったのに、ピピンはせっかく入園したというのに見ていただくことは無かった。そして担任の先生も次々と言っていいほど代わった。1学期にいて夏休み終わったら居なくなっていたりしたことも。そして小学校も本来1年生を受け持たれた先生はそのまま2年生ももたれるのに1年で代わってしまった。結局ピピンの学年は中学校卒業するまで変則な担任となってしまった。まったく、「教師」に縁がないといって構わないくらい、「つき」というものが無かった。
 小学校3年生の時前後は最悪だった。
 この担任、なにを見てんだ?、と思わざるを得ないほどピピンに対して過剰な期待と思い込みをしている割にはこの子について何を見、何を本当に知っていると言うのか、不信感を抱かざるを得なかった。
 この学年が引き起こした騒ぎというか事件への対処もこの学校ならそんなことは無いだろうという信頼を損なうに足るものだった。事件の当事者では偶然無かったが同じグループということで親は呼び出された。けれども、親が心配していることにはまったく気づいていず、ただ単に子供たちのしでかした不始末について言及するばかりの教師たちに何ゆえ高い教育費をはらってまでこの学校を選び通わせているのかと落胆せざるを得なかった。偶然居合わせなかったことくらいグループのメンバーを見ればわかる。では、学校側の対応はどうだったのか、と言えば『何もしていなかった』といっていい。なぜ、どうして、「学校中騒然の事件」騒ぎに至ったのかは完全に学校側の認識不足と子供たちへの目配りが学年、クラス担任、学校内で出来ていなかったことに起因していたと言うのに、騒ぎを起こした生徒と親を呼び出し責任の所在ばかりを追及したのだ。
 学校側にはそれとなく心配の向きありと言う相談をしていた親もいたと言うのに、である。
 後になって学校サイドは親に謝罪をしたとかしないとか聞いたが、この騒ぎによって他学年からも『札付き』と決め付けられてしまったピピンの学年は、兄弟関係も多かっただけに真相を知らない他学年からの蔑みや白眼視した言葉は他愛なく無邪気な子供たちの心をいたく傷つけた。無論、親のほうも傷ついたが、それ以上に子供たちの意識に深く植え付けた『僕たちは悪い学年』と言う想いは卒業するまでくすぶっていた。
 先生然り、学年然り、ピピンには『不運』が付きまとった。
 『不運』というより風向きが悪い方向へとばかり流れてしまうのだ。
 高校受験の時、つくづくと思い知らされた感があった。
 それは、ピピン本人にとっても。
 メリーの行った高校にピピンは行きたかった。けれどたった2年の間に推薦枠が一般入試枠よりも増えた上に子供の人数が少なく、多めに合格者をだしたメリーの時とは違い、子供の数の多かったピピンの時は少なめに合格者をだしたのだ。100人弱と300人。当然ながらピピンの必死の追い込みは届かなかった。
 第2志望もその年から女子採用する事になり偏差値が上がり学校側は当然ながら認めていないが男子校から共学へ移行ということで相当縁故関係が重視されたようだ。
 そして本人の口から『僕の時って大事な時にパパは居ないし、おじいちゃんも居ないんだ。』と言う言葉を聞いた時『不運ここに極まれり』と思わず嘆息してしまった。
  『おじいちゃんも居ない』
 メリーの高校受験のとき第3志望校受験の時、海軍として戦争に行きそして3度の大手術からも無事帰ってきたおじいちゃんくらい運の強い人はいないから受験日に付き添ってくれ、と頼まれ喜んで付いていってくれたおじいちゃんはピピンが中学3年、受験追い込み体制に突入した秋に容態が急変して亡くなっていた。容態急変の知らせにあわてて病院に駆けつけたピピンはこのまま学校休んでおじいちゃんの傍にいたいと言ったが学校に戻った方が良い、という先生の言葉に一時容態が安定したのをみて後ろ髪ひかれつつも学校に戻った。だから、1時間ほどで容態が悪化し亡くなったおじいちゃんの死に目には間に合わなかった。卒業式のとき、担任の先生は随分その時の言葉を気にされていた。『直後に亡くなられたんですよね..、彼に申し訳ないと思っています』と。なんどもなんども命に関わるような事態になっても元気になったおじいちゃんの死は、受験直前のピピンの心を不安定にした。
 『僕には運がない。』
 それと『ボクタチハワルイガクネン』。

apple_mint
真冬と言うのに南向きのせいでしょうか、アップルミントの白い花が咲きました

 縁故もある、実力もある、で第3希望に受かったピピンはここでアメフトに出会い、素晴らしい仲間と先輩、先生にめぐり合った(全部が全部○ではないにしろ)。
 第1志望校に落ちて、落ち込みに落ち込んだピピンとその父は偶然第3志望校の校長先生とばったり出くわすことになる。受験塾がこの先生一人で学校の評価を変えるほど人格者であり教育者の先生に。
 両手を差し出し、まず、握手をしましょう、と先生はピピンの手を包み込みこう言った、
 「おめでとう、君が選びそして来てくれる事を僕は感謝しています、いっしょに学びましょう。」
 天の配剤、亡きじいちゃんの計らい、だと思った。
 ボーダーライン上のいるということは風の向きでどっちに転ぶか曲がるか解らない。良いほうに向いて吹いてくれればよいけれど、なかなか、そうは問屋は卸してはくれないものだ。しわも白髪も増えよう、衰えよう、でも、これまでの事を考えるとピピンの高校入学以来、ピピンにもまっとうな風が吹いてくれているように思う。本人の努力によって分相応の風が。
 本人次第でいい風にも悪い風にもなるということ。
 メリーだってこれまでは良かったけれどいつ逆風になるかもしれないのだから、やはり「やるべきことはやっておかなければならない」という真理は変わりない。
 もうすぐ2月。
 三寒四温、もうすぐ立春。どんな、春になるのだろうか。
 

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  • ☆みぃちゃん*********************2006年8月11日 肝嚢胞により死去、推定年齢15歳
    mie 三毛のみぃちゃんは12年も外暮らしをしていたしっぽの短いチイチャクて痩せた老猫です。面倒を見ていた方が引越しされてからずーっとそれとはなしに管理人の目を盗んでご飯をあげたりしていた。ペットクラブ設立を機に管理人さんに事情を話していつでも家に入れられるようにご飯をあげてなれさせたものの果たして我が家に来てくれるかどうか心配だった。老齢化が目に付きそろそろと思っていた矢先に子猫騒動で保護が伸びてしまったが冷夏と暖冬に救われた。しかし、東京も結構雪が降るんです、1度保護に失敗して様子を改めて見ていたのですが2月霙の夜、風邪を引いたのかよろけるように隠れ場所からでてきたのを見て援軍の息子二人を引き連れ有無を言わさず保護。しばらくはケージ暮らしをしてもらいましたが現在テーブルの下をわがテリトリーにして暮らしています。歯がもう抜けてしまっているのでお粥のようにしてあげいますが食欲旺盛。カリカリも食べたがりますがやっぱり丸呑みになるのでばあちゃんだけ別メニューです。多分12歳、ですから人間で言うと90才くらいでしょうか。目が余り良くないせいもありマンション敷地内でちんまり大人しく暮らしていたことが良かったのかも知れません。おしっこをあっちこっちにしてしまうので気をつけなきゃいけませんがペットシーツで済めばいい事。何にしても“長生きしようね、頑張ろうね..”です。
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    gizmo ☆ギズモ・グレムリン *********2009年7月1日。 慢性肝炎からの胆石と急性の膵炎により、手術後、急逝。享年10歳。 通称ギズくん、もしくはちゅーくん、は保護する前はどんな目に会って来たんだろうか。とにかく鳴けない、のどもごろごろしない、小心者というよりとにかく臆病だ。地震雷台風は大嫌い。すぐに情緒不安定になってしまう。くまっちに抱っこしてもらいなめてもらわない手落ち着かなくて寝られない。可愛い外見ではわからない彼には痛みが残っている。里親ポスターすら作らなかったのはギズモだけだった。まぁ、マンデに似ていたことも里親探すこともしなかった理由でもあるんだけれど。
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    *********2007年5月14日午前2時38分多臓器不全により死去 kumakun クマッチ君です。ちっぽとは同腹の兄弟ですがクマ母ちゃんがどうしても預けてくれず2年半ほど外暮らしを経験。ただし、幼少時お世話をしてくださった方にとっても大事にされたためとても性格が◎。その体格といいまさに癒しの権化でございます。セラピスト・クマッチの力は絶大。傍にこられただけでもの皆安らぎに包まれふかーい眠りに誘われてしまうのです。定期試験の前は入室制限をさせてもらってます...。
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    20041126chipo とにかく、我が家最高最強のニャンです。 7月7日にクマかあちゃんから預かりました、可愛くってお利巧で、人の心をなにより判っています。ワイルドストロベリーといっしよのちっぽちゃんです

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