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2006年3月29日 (水曜日)

ボストンと二上山

リトル・ランナーと死者の書

Nandeshou
あったかくなって、テーブルの下からでてくるようになったみぃばあにゃん、皆がお気に入りのクッションにシッコをしてしまうのが目下の悩みの種、でも、洗濯は毎日しているわけだし、ペットシーツしておけばよい事だし、ばあにゃんが元気なのが何よりです

 先週・リトル・ランナー(BUNKAMURA)、今週・死者の書(岩波ホール)、を観てきました。
 リトル・ランナーはカナダ大使館が後援していたし、ロバと王女の時予告をみて見ようと思っていました。
 見終わって、実話だと信じていたら全てフィクションだったと知りびっくりしました。
 あらすじは簡単です。
 1950年代、戦争で父親を亡くし、母一人子一人の14歳の少年が昏睡状態に陥った母の快復を願って奇跡を起こそうとボストンマラソンに出場し、頑張る、というお話。
 悩ましい思春期真っ盛りのラルフはけして『ワル』ではないけれど大人が眉をしかめる事ばかりしでかす『問題児』。カトリック系の私立に今は温情で通学させてもらっています。母がいなくなったらそれこそ、ラルフは施設送りにされてしまう危うい身の上でもあります。けれど、ラルフが持っている底抜けに『生きる』ことを楽しみ必死に頑張っている姿はやがて眉をしかめている大人たちすら、応援したくなってしまうのです。
 怪我のために陸上選手の道をあきらめカソリックの牧師として教師として義務的にクロスカントリーを指導していた先生が、動機は今ひとつ感心出来ないけれども、何とかしたいとがむしゃらに自己流に走り続けるラルフの姿に『教えること』は何かということに目覚め、コーチをかってでます。それはその先生も『生きる』ことに向き合うスタートでもありました。カソリックの牧師であり、校長である先生はあくまでも『神の教えとカソリックの教義』こそがラルフを導くものと信じ、ラルフがボストン・マラソンに出場することをかたくなに反対し、放校すら口にしましたが、ラルフの友人ジョーンズ少年のラルフに『君は何か冒険した事があるのか?』の言葉に発奮して停学覚悟でラジオ中継を学校中に流した放送を聴きながら、少年を導くものは神の言葉だけではないこと、神様は別ないろいろな方法で導く事を知るのです。
 赤毛のアン・シリーズの中に『それぞれ銘々のことばで』というお話がありますが、そこに出てくる牧師の祖父と校長先生とが重なりました。
 結局、ラルフは、優勝できず、母も昏睡状態から覚めませんでしたが、彼はただのワルガキではなく、町のヒーローとなるのです。母が目覚めるという奇跡ではありませんが身寄りの無い彼を町中の人たちが支えてくれるという奇跡を起こした、ともいえます。
 フィクションですから彼がその後、オリンピックに出場するわけもないのですが、彼なら出場したかもしれないし、しなかったかもしれないし、ハリウッド的ハッピーエンドではない結末ではありましたが脇役のひとりひとり全てのキャラクターとともに『生きる事は素晴らしい』ということがとても素直に伝わる作品でした。
 『君なら出来る、走れ走るんだ』と叫ぶ、今様天使。
 『祈る事はいい、35キロ過ぎたら誰もが祈る』と諭すコーチ。
 『マリア様、もう少し走らせてください』と祈れたラルフ。
 好きです、こういう作品。
 そして、死者の書。
 川本喜八郎氏、渾身の、人形アニメーションです。
 NHK・人形劇、三国志と平家物語。
 人形劇がけして子どもだけのものではないことを知らしめた作品です。
 新八犬伝もそうですが、作り手の息吹が込められた人形たちはそこにまさしく存在している『人の形』をとったもの。押井守のイノセンスも人形の妖しさを描いているともいえますが、80歳という年齢で『死者の書』を作り上げた川本氏の凄さを感じました。
 寺田農がナレーションを担当した前振りの映像の後に、中将姫の曼荼羅作に題材をとった折口信夫原作『死者の書』の物語は始まります。
 大津皇子の科白を能語りにしたのはあの世とこの世の狭間の執心によりいまだ魂が往生せぬをよく表しているし岸田今日子のナレーションもいい、出だしより引き込まれます。
 原作をはるか昔に読んだことがありますが、今ひとつ、具体的、具象的な話ではなかったような記憶が残っています。だから、どう、映像化するのかとても気になったし楽しみでもあったわけですが、人、が演じたらばここでいう神聖さ、というものは薄れてしまったに違いなく、人の形である人形ゆえに表現できたという想いはますます強まりました。特に、中将姫・南家、藤原の郎女が俤人にかける想いは生の人ではあまりに俗性が残存してしまい、静謐でかげりのない純な空気を満たすことはできなかったでしょう。
 作り手の想いをしっかり体内にはらみ、その情と念とが動かぬはずの人形の面を見るもののなかで動き演じさせているのです。たった25センチあまりの人形なのに、見事に演じきっているのです。
 前振りの映像とともに1時間10分ばかりの作品ですが、見た後に実に深くどっしりとしたものが残ります。
 4月7日まで上映していますので、是非お時間あれば見ていただきたい作品です。
 メジャーなロードショーも楽しいし面白いですが、たまに岩波ホールとかでみますと、映画の違った観かたというか趣向や方向性の違いが感じられて刺激のようなものを受けます。
 どうしても、ハリウッド的娯楽のほうに惹かれてしまうのは凡人の倣いになってしまいますが、岩波ホールやBUNKAMURAのこれまでの上映作品の一覧をみると映画という表現媒体の多様性を改めて教えてもらった気がします。
 

 
 
 

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    kuro クロチャンの本名は長いです、彼女が何かしでかすごとに名前がくっついて行きました。 “はげちょびっち・くろぷーすけぴー・たりりんぼまーる・かす”我が家最強にゃん、ちっぽと癒しの権化くまっちと兄弟とはとても思えない“不出来”な妹です。ちっぽたちはお腹に居る時から『モンプチ』などの高級カンカンで育ったのですが、諸問題が勃発、本当は避妊手術してクロちゃん達は生まれない予定だったのです。トラブルメイカーのためにくまっち達の育ての親代わりの方達が引っ越されてしまい、クロチャンたちも生まれてしまいました...。その後なんとかクロチャンたちのような事にならぬようクマかあちゃんは避妊の手術しましたが結局生まれた5匹の内里子にだせたのは『紋次郎』と名前を付けられた子とあまりの臆病とお間抜けに里子に出せなかったクロちゃんだけ。紋次郎も里親さんと連絡取れにくくなり元気でいるのかどうか不明になっています。契約書を取り交わす事を決意したのはそういうことからもあるのですが、なんにしてもクロチャン保護に当たっては結構大変でマンション自治会のメンバーとも一戦交えた事も。『野良なんか人に馴れるもんか』といわれましたがそんな事はありませんよ、自治会メンバーの一人であるピル簿旦那の帰りを心から待ちわびるのはクロチャンですから...。 ***2014年9月9日14時32分、16歳、右目した瞼にできた腫瘍により虹の橋を渡りました。
  • ☆みぃちゃん*********************2006年8月11日 肝嚢胞により死去、推定年齢15歳
    mie 三毛のみぃちゃんは12年も外暮らしをしていたしっぽの短いチイチャクて痩せた老猫です。面倒を見ていた方が引越しされてからずーっとそれとはなしに管理人の目を盗んでご飯をあげたりしていた。ペットクラブ設立を機に管理人さんに事情を話していつでも家に入れられるようにご飯をあげてなれさせたものの果たして我が家に来てくれるかどうか心配だった。老齢化が目に付きそろそろと思っていた矢先に子猫騒動で保護が伸びてしまったが冷夏と暖冬に救われた。しかし、東京も結構雪が降るんです、1度保護に失敗して様子を改めて見ていたのですが2月霙の夜、風邪を引いたのかよろけるように隠れ場所からでてきたのを見て援軍の息子二人を引き連れ有無を言わさず保護。しばらくはケージ暮らしをしてもらいましたが現在テーブルの下をわがテリトリーにして暮らしています。歯がもう抜けてしまっているのでお粥のようにしてあげいますが食欲旺盛。カリカリも食べたがりますがやっぱり丸呑みになるのでばあちゃんだけ別メニューです。多分12歳、ですから人間で言うと90才くらいでしょうか。目が余り良くないせいもありマンション敷地内でちんまり大人しく暮らしていたことが良かったのかも知れません。おしっこをあっちこっちにしてしまうので気をつけなきゃいけませんがペットシーツで済めばいい事。何にしても“長生きしようね、頑張ろうね..”です。
  • ☆ぎずも・ぐれむりん
    gizmo ☆ギズモ・グレムリン *********2009年7月1日。 慢性肝炎からの胆石と急性の膵炎により、手術後、急逝。享年10歳。 通称ギズくん、もしくはちゅーくん、は保護する前はどんな目に会って来たんだろうか。とにかく鳴けない、のどもごろごろしない、小心者というよりとにかく臆病だ。地震雷台風は大嫌い。すぐに情緒不安定になってしまう。くまっちに抱っこしてもらいなめてもらわない手落ち着かなくて寝られない。可愛い外見ではわからない彼には痛みが残っている。里親ポスターすら作らなかったのはギズモだけだった。まぁ、マンデに似ていたことも里親探すこともしなかった理由でもあるんだけれど。
  • ☆癒しの権化 くまっち
    *********2007年5月14日午前2時38分多臓器不全により死去 kumakun クマッチ君です。ちっぽとは同腹の兄弟ですがクマ母ちゃんがどうしても預けてくれず2年半ほど外暮らしを経験。ただし、幼少時お世話をしてくださった方にとっても大事にされたためとても性格が◎。その体格といいまさに癒しの権化でございます。セラピスト・クマッチの力は絶大。傍にこられただけでもの皆安らぎに包まれふかーい眠りに誘われてしまうのです。定期試験の前は入室制限をさせてもらってます...。
  • ☆ちっぽ
    20041126chipo とにかく、我が家最高最強のニャンです。 7月7日にクマかあちゃんから預かりました、可愛くってお利巧で、人の心をなにより判っています。ワイルドストロベリーといっしよのちっぽちゃんです

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