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2010年8月28日 (土曜日)

見送る

Img_2010_07_26_271572

しばしの時を必要とする。

先週の金曜日。
ピピン、夜中1時近くになっても帰らず、そのまま床に着いた、その寝入りばな、電話がなって飛び起きた。
80過ぎた母と単身赴任中と勤務先が遠いのが身内にいたら夜中の電話に出ないわけに行かない。

「大変!」
「タクシーで帰る。」
「迎えに来て、マンションの下まで。」
「キャリーある?」

出るや否やのピピン、矢継ぎ早の伝言。
あわてて、着替えて下に降りると...腕にチワワのように目と耳ばかりがデカイ黒いチビ助1匹、腕の中。

「女の子だよ、電柱の下にうずくまってた。」

この時節、まず吸血虫類の確認。
目視ではいないようにみえる。
健康診断しないうちに風呂いれはやめ、AD缶を上げるとさっそくぱくついている。
ご飯を食べるなら良し。
取り急ぎ、キャリーにタオルをいれほんのりとあたためた湯たんぽを包めてそばに置く。

翌朝、すぐに近くの獣医へ。

蚤としらみがいることがわかり、フロントラインのスプレーをかけたもらった。
ご飯を食べるし、ひとまず明日また診ていただくことにして帰宅。
キャリーに入れたまま、またブーのケージにいれてそっとしておいたのだが昼すぎに気になってみたらキャリーからでていて泡を吹いている。
唸り、痙攣がひどい。
すぐに獣医に連絡して連れて行く。
痙攣は止まらない。
痙攣を止めるための注射をする。
脳炎が疑われ、点滴治療の準備、麻酔をかけ痙攣が止まったあと点滴をするため入院することになった。

9匹目。
9匹目か、と正直思ったが先の事は考えるのはやめた。
今は、とにかくこの子が元気になってくれることしか考えるのは止めた。
せっかく、ピピンに拾われてうちに来た。
それはこの子がいきたいからだと思った。
うちに来たんだよね。
せっかく来たんだ、ガンバロね。
頑張って「おうち」に帰ろうね....。
あの仔の目も「帰る」そう言っているんだと信じた。
猫神が我が家に預けたんだからよもや、と思った。

なのに...。
火曜の朝。
「息を引き取りました」の連絡。

3日間。
そのうち我が家にいたのは...ほんの数時間。
ピピンがチョビ、と名づけたこの仔の生きた時間のほとんどは恐らく外で暮らしていた。
この酷暑。
人も死ぬ。
こんな小さくそして他愛のない命が今まで生きてこられただけでもどんなに大変でさぞ、辛かったろう。

「預けたなら勝手に戻すな!!」

猫神に吠えた所で戻らぬいたいけな命だった。
目と耳だけで、もっとかわいくなったら元気になったらふくふく子猫になったら写真撮ろうね。
そう言って病院に行ったのに。
チョビの姿は写真1枚残せなかった。

こんな命の見送りは、初めてではない。
だが、こんな見送りはしたくない、例え9匹になったとしても、だ。

チョビ。
9匹目でも、良かったんだよ。
お前さえ良ければ、本当に良かったんだよ。

「帰ってきて欲しかったよ。」

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コメント

由左さん。

「見送る」こと。
いつも、毎度、悔やむことばかりです。
まして、幼い命が消えるのは。
うちに寄越すんだったら生きるんだろうな、生きるから寄越すんだろうな?!
そう、天の差配に啖呵切りたくなります。
この暑さ、あの子の限界、ピピンと出会ったときに尽きてしまっていたのでしょうか。それもやっぱり哀しいですね。
野垂れ死にしなくて良かった、それだけでも良しとしなければならない、そう思うしか、ない現実を恨めしく思います。

我家も2週間前に仔猫を保護して今、一緒に暮してますが・・
こいつを医者へ連れて行った時、獣医さんが言ってました。保護した時は元気そうに見えても、エサ食べたり水飲んだらそのまま逝ってしまうコもいるって・・。

そういうコはすでに「限界を超えている」んだそうな。

うちも昔、そういう仔猫に遭遇したことがありました。
ピーピー元気そうに鳴きながら歩いていたのに、保護して2時間でいきなり他界・・
わたしはえらくショックでしたが・・

どうせダメなら、道路でそのまま冷たくなるより、やさしく手を差し伸べられた状態で、ホッとしながら逝く方が幸せだったんだろうな・・と思うようにしました。

でも、「元気になってくれ!頑張れ!!」と、声をかけずにはいられない・・
そして「(病院から無事)帰ってきてほしい」と、そう願わずにはいられない気持ち、とてもよくわかります。


有態にいって「迷惑」というか「困惑」の極地に値するリストアップですが、安楽死を一度選択した身としては、こういう見送り付きの保護も甘んじて受けなければいけないのかな、とも考えています。
どんな仔も生きたい、生きたいと鳴き、唸り、フーシャーするんだと...。
この酷暑。
どれほどの命を奪ったら収まるんでしょうか。
「子どもの頃の気温30度がニュースになった普通の夏」が恋しいです。

薄幸な、短い生涯を送るこの子に、猫の神様がせめてもの最後の平穏にとイオレスさんのところへ送ってきたのでしょうね。
「あそこは手厚いから、重症の子、薄幸な子専門で、、、、」って。
送られた人は、精神的にも、経済的にもたまったもんじゃないですけど、神様も託す相手がそんなにいないのでしょうから、どうしても偏ってしまうのですね。


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  • ☆みぃちゃん*********************2006年8月11日 肝嚢胞により死去、推定年齢15歳
    mie 三毛のみぃちゃんは12年も外暮らしをしていたしっぽの短いチイチャクて痩せた老猫です。面倒を見ていた方が引越しされてからずーっとそれとはなしに管理人の目を盗んでご飯をあげたりしていた。ペットクラブ設立を機に管理人さんに事情を話していつでも家に入れられるようにご飯をあげてなれさせたものの果たして我が家に来てくれるかどうか心配だった。老齢化が目に付きそろそろと思っていた矢先に子猫騒動で保護が伸びてしまったが冷夏と暖冬に救われた。しかし、東京も結構雪が降るんです、1度保護に失敗して様子を改めて見ていたのですが2月霙の夜、風邪を引いたのかよろけるように隠れ場所からでてきたのを見て援軍の息子二人を引き連れ有無を言わさず保護。しばらくはケージ暮らしをしてもらいましたが現在テーブルの下をわがテリトリーにして暮らしています。歯がもう抜けてしまっているのでお粥のようにしてあげいますが食欲旺盛。カリカリも食べたがりますがやっぱり丸呑みになるのでばあちゃんだけ別メニューです。多分12歳、ですから人間で言うと90才くらいでしょうか。目が余り良くないせいもありマンション敷地内でちんまり大人しく暮らしていたことが良かったのかも知れません。おしっこをあっちこっちにしてしまうので気をつけなきゃいけませんがペットシーツで済めばいい事。何にしても“長生きしようね、頑張ろうね..”です。
  • ☆ぎずも・ぐれむりん
    gizmo ☆ギズモ・グレムリン *********2009年7月1日。 慢性肝炎からの胆石と急性の膵炎により、手術後、急逝。享年10歳。 通称ギズくん、もしくはちゅーくん、は保護する前はどんな目に会って来たんだろうか。とにかく鳴けない、のどもごろごろしない、小心者というよりとにかく臆病だ。地震雷台風は大嫌い。すぐに情緒不安定になってしまう。くまっちに抱っこしてもらいなめてもらわない手落ち着かなくて寝られない。可愛い外見ではわからない彼には痛みが残っている。里親ポスターすら作らなかったのはギズモだけだった。まぁ、マンデに似ていたことも里親探すこともしなかった理由でもあるんだけれど。
  • ☆癒しの権化 くまっち
    *********2007年5月14日午前2時38分多臓器不全により死去 kumakun クマッチ君です。ちっぽとは同腹の兄弟ですがクマ母ちゃんがどうしても預けてくれず2年半ほど外暮らしを経験。ただし、幼少時お世話をしてくださった方にとっても大事にされたためとても性格が◎。その体格といいまさに癒しの権化でございます。セラピスト・クマッチの力は絶大。傍にこられただけでもの皆安らぎに包まれふかーい眠りに誘われてしまうのです。定期試験の前は入室制限をさせてもらってます...。
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    20041126chipo とにかく、我が家最高最強のニャンです。 7月7日にクマかあちゃんから預かりました、可愛くってお利巧で、人の心をなにより判っています。ワイルドストロベリーといっしよのちっぽちゃんです

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